レッツ・プレイ・ジャズベース!

ジャズといえばウッドベース、ですが、わけあってエレキベースで挑戦。ベースやるならウォーキングベース、ベースといえば4ビート!

2017/05 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031

ジャズ初心者の頃にまず練習したスタンダード曲は「枯葉」、
続いて「朝日のようにさわやかに Softly、As In A Morning Sunrise」なども
よく演奏したものでした。

繰り返しの多いシンプルなコード進行と
転換がはっきりわかる印象的なサビが、
ジャズ入門の頃の練習に好適な理由でしょう。

今回はニールス・ペデルセンの「朝日のようにさわやかに」の
ウォーキングベースラインをコピーしてみました。

元ネタはビレリ・ラグレーンの「Standards」に入っている演奏です。
ビレリ・ラグレーンは、「ジャンゴ・ラインハルトの再来」と謳われた
フランス人天才ジャズギタリスト。
このアルバムはギター・トリオによる演奏集ですが、
「朝日のようにさわやかに」をさわやかどころか
激しくすさまじいばかりのアップテンポで演奏しています。
ウッドベースにはきついテンポですが、
さすがニールス・ペデルセン、難なくこなしています。


StandardsStandards
Bireli Lagrene

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■ギターがアドリブに入って1コーラス目のベースライン
softly01
(クリックで拡大)

softly02
(クリックで拡大)

softly03
(クリックで拡大)


自分で演奏してみたウォーキングベースライン

■「朝日のようにさわやかに」と同様のコード進行の1例
ohisama01
(クリックで拡大)

ohisama02
(クリックで拡大)

今回の「A列車で行こう」のニールス・ペデルセンのベースラインは、
アップテンポということもあるのかもしれませんが、
得意の1拍3連も使われず、いつもよりシンプルで
きわめてオーソドックスです。
ほんとうにニースル・ペデルセンなのか、と疑ってしまうくらいです。
しかし、クレジットにはちゃんとペデルセンと記されています。

1974年、オスカー・ピーターソン・トリオが
米ソ冷戦時代のソ連で行なった
珍しいコンサート(In Russia)での演奏のコピーです。

In RussiaIn Russia
Oscar Peterson

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■ピアノがアドリブに入って1コーラス目のベースライン
A列車01
(クリックで拡大)

A列車02
(クリックで拡大)

A列車03
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■自分で演奏してみた「A列車で行こう」のウォーキングベースの音声ファイル

■「A列車で行こう」と同様のコード進行の1例
シュッポッポ01
(クリックで拡大)

シュッポッポ02
(クリックで拡大)

ジャズスタンダードの定番中の定番「枯葉」の
ウォーキングベースラインをコピーしてみました。

メジャーのⅡ‐Ⅴ‐ⅠとマイナーのⅡ‐Ⅴ‐Ⅰが
交互に出てくるシンプルな構成なので、
昔からジャズスタンダードの入門にピッタリの曲とされています。
Fのブルースで基礎を身につけたあとに練習するのにうってつけですね。

ニールス・ペデルセンはこの演奏で
プリングオフを多用しています(譜面のp.o.のマーク)。
左手の指で弦を引っかくようにして音を出すワザです。
ニールス・ペデルセンのウォーキングベースの特徴は、
1拍3連とこのプリングオフの多用で、
それによってジャズベース特有のグルーブ感を出しています。
時々多すぎて鼻につくこともありますが、つい真似したくなってしまいますね。

元ネタはToots Thielemansの
Live in the Netherlandsに入っている「Autumn Leaves 枯葉」。
ハーモニカの名手トゥーツ・シールマンスが
ギターのジョー・パスとベースのニールス・ペデルセンを従えての
ドラムレス・トリオ演奏です。

Live in the NetherlandsLive in the Netherlands
Toots Thielemans Joe Pass Niels-Henning

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☆4ビートになって最初の1コーラス目のコピー譜
akiba01
(クリックで拡大)
akiba02
(クリックで拡大)
akiba03
(クリックで拡大)

自分で演奏してみた「枯葉」のウォーキングベース

☆コード進行はウォーキングベースを「バンド・イン・ア・ボックス」に作ってもらう
参考にしてください。
コンピュータが作ったウォーキングベースと
ニールス・ペデルセンのウォーキングベースを比較するのもおもしろいですよ。

ニールス・ペデルセンのベースラインが大好きなので、
インターネットや本でコピー譜をさんざん探したのですが、
ほとんど見つかりませんでした。

ならばと、自分でコピーすることにしました。

今回は「バイ・バイ・ブラックバード」。
このジャズ・スタンダード曲のサビのコード進行、
F7からE7、E♭7、D7
と半音で降りてくるところが大好きなのです。

元ネタはロイ・エルドリッジのMontreux 77に入っているBye Bye Blackbird。

Montreux 77Montreux 77
Roy Eldridge

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「ノーマン・グランツ・パブロ・ジャズ・シリーズ イン・モントルー’77」
というDVDには、同じBye Bye Blackbirdが映像で入っています。

ノーマン・グランツ・パブロ・ジャズ・シリーズ イン・モントルー’77 [DVD]ノーマン・グランツ・パブロ・ジャズ・シリーズ イン・モントルー’77 [DVD]
ロイ・エルドリッジ・グループ

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☆4ビートになって最初の1コーラス目のコピー譜です。
バイバイブラックバード01
(クリックで拡大)
バイバイブラックバード02
(クリックで拡大)
バイバイブラックバード03
(クリックで拡大)

*1拍3連が多すぎて進行がわかりにくいので、1つ減らしています。
*タブ譜はエレキベース用です。

☆このウォーキングベースラインを自分で演奏してみた音声ファイル
(使用楽器はフェンダーのフレッテッドのジャズベース)

☆「バイ・バイ・ブラックバード」と同様のコード進行の1例
バイバイ01
(クリックで拡大)

バイバイ02
(クリックで拡大)

まず何からジャズベースの練習を始めようかと考えましたが、
とりあえず、Fのブルースの特訓をすることに決めました。

ジャズの演奏の出発点といえば、まずはFのブルース。
「バグス・グルーブ」「ビリーズ・バウンス」
「ナウズ・ザ・タイム」「ストレート・ノー・チェイサー」などなど
名曲揃いだし、ジャム・セッションでも必ず取り上げられます。

Fのブルースのベースラインを3コーラス録音してみました。
元ネタはニールス・ペデルセンです。

Fのブルースのウォーキングベースラインを聴く

☆Fのブルースのコード進行
Fブルースのコード
(クリックで拡大)

☆Fのブルースのベースラインのコピー譜(最初の1コーラス)
Fのブルースのベースライン
(クリックで拡大)
*タブ譜はエレキベース用で、G線開放の使用を控えめにしてあります。

ちなみに、元ネタはアーチー・シェップのLooking At Birdという
CDに入っている「ビリーズ・バウンス」です。
なんとテナーのアーチー・シェップがベースのニールス・ペデルセンと一緒に
チャーリー・パーカーに捧げたデュオ・アルバム。
ニールス・ペデルセンの驚異的なテクニックを堪能できます!
ほんと、すごいなあ……

Looking at BirdLooking at Bird
Archie Shepp

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