レッツ・プレイ・ジャズベース!

ジャズといえばウッドベース、ですが、わけあってエレキベースで挑戦。ベースやるならウォーキングベース、ベースといえば4ビート!

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ロン・カーターが「ジャズベースの技巧の歴史をこれほど広範囲にわたってまとめたものは初めてだ」と推薦の辞を寄せているのが、
The Jazz Bass Book: Technique and Tradition (Bass Player Musician's Library)
ロン・カーターのお言葉通り、ディキシーランド・ジャズ時代からスイング時代を経て、モダン・ジャズ時代に至るまで、
さまざまな年代のさまざまなジャズ・ベーシストをそのスタイルやテクニックとともに紹介している労作です。

*AMAZONにサンプルがあって、かなり詳しく内容がわかります。
The Jazz Bass Book: Technique and Tradition (Bass Player Musician's Library)The Jazz Bass Book: Technique and Tradition (Bass Player Musician's Library)
John Goldsby

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取り上げられているジャズ・プレーヤーは、正確に数えたわけではありませんが、70人ほどでしょうか。
おおよそ各プレーヤーごとにソロやベースラインの一部のコピーを載せて解説を加えるというスタイル。
レイ・ブラウンやポール・チェンバース、チャールズ・ミンガス、ロン・カーターといった大御所はもちろん、
チャーリー・パーカーとも共演していたスラム・スチュアートといったマニアックなベーシストも取り上げているところが凄いところ。
ただ、アメリカのジャス・ベーシスト中心で、ヨーロッパのニールス・ペデルセンやジョージ・ムラーツは簡単な紹介だけであっさり片付け、コピー譜もないのが少し残念。

本の後半はジャズペースのテクニックの教則本になっていて、全部ではありませんがCDに模範演奏が入っているので、勉強になります。
(CDには前半のヒストリー編の一部も入っています)。

左手中指の腱鞘炎はいまだ完治しないのですが、
あまりベースを弾いていないと不安なので、リハビリ開始。
Patterns for Jazz: Bass Clef(ヘ音記号版)という教則本があって、各キーのコード分解音からスケールまで、みっちりジャズの基礎を練習できます。
おさらいにはちょうどいいと思い、その本を使ったのですが、ベースを弾くと指に痛みが走り、たちまち中止。
弦の太いベースはまだ指に負担がかかりすぎて無理とあきらめ、ウクレレなら大丈夫だろうと、目下ウクレレでPatterns for Jazz: Bass Clefを練習しています。
オリバー・ネルソンのPatterns for Improvisation(元のタイトルは同じPatterns for Jazz)ほど有名でなく、地味で単調ですが、想像以上にグッドなジャズ教則本です。

★ヘ音記号版のPATTERNS FOR JAZZ
Patterns for Jazz: Bass ClefPatterns for Jazz: Bass Clef
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当分ベースは弾けそうもないし、いっそのこと、このブログはしばらく自分だけに見れるプライベートモードにしてしまおうか、とも考える今日この頃です……

ジャズのアドリブ練習用に、昔からツーファイブのフレーズ集がよく出ていますが、
ベース専用のものなんてお目にかかったことがありません。
と、思いきや、ありました!
洋書ですが、120 2-Bar ii-V Riffs for Bass (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)という教則本です。
タイトルを訳すと「ベースのためのツーファイブ・フレーズ 2小節単位で120個」。
こんなマニアックな本を出しても、買うのはジャズベースをやっているごく一握りの人間だけだと思うのですが、
さすがジャズ発祥の地アメリカだけあります。

120 2-Bar ii-V Riffs for Bass (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)120 2-Bar ii-V Riffs for Bass (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)
Frank Vignola

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著者はスタンダード曲のジャズベースのアドリブソロ譜が10曲でご紹介した
10 Bass Solos for Jazz Standards (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)と同じ人です。
内容は、全12キーのツーファイブ・フレーズが、各キー2小節単位で10個ずつ載っているというもの(計120個)。
同じフレーズを移調させて載せているのではなく、各キーでフレーズは別です。
見たところ、すべてツーファイブのファイブ(ドミナント)で終わるフレーズで、ワン(トニック)につながるフレーズは一つもなく、その辺が不満といえば不満。
CDは付いていませんが、タブ譜はあります。

Googleブックスにサンプルがあるので、参考にしてください。
キーがC、D♭、Dの3ページ分です。

オーストラリアのジャズ・ベーシストで、首都キャンベラを拠点に活躍するジャレド・プレーンが、
エレキベースを使ってウォーキングベースの弾き方を教えてくれています。
YouTubeにはジャレド・プレーンのベース講座の動画が20本以上あるのですが、
ここでは基本中の基本「Autumn Leaves 枯葉」とちょっと難しい「Stella By Starlight 星影のステラ」を。

Walking Jazz Standards #1: "Autumn Leaves" - Bass Guitar Lesson


Walking Jazz Standards #3: "Stella By Starlight" - Bass Guitar Lesson


2曲とも、各コードの分解音を教えてくれたうえで、模範演奏をするというパターンです。
「Stella By Starlight」では、ウォーキングベース・ラインの作り方も少し入っています。
コードとコードのつなぎ方(半音で移動、ルート音からルート音へ)、
コードの最初の音(3度や5度の音からも始めてみる)、
ベースラインの輪郭の構築法など。

なお、ジャレド・プレーンがホームページでウォーキングベース・ラインのベース譜を提供してくれています。
無料のベース譜はコチラでどうぞ。
曲はAll The Things You Are、Beautiful Love、Giant Stepsといったスタンダードの他、ジャズブルースのベース譜もあります。


■本でウォーキング・ベースを勉強するなら
*CD付でないのが残念ですが、エレキ・ベース&アップライト・ベース併用です。
水野式 ウォーキング・ベース・ライン辞典水野式 ウォーキング・ベース・ライン辞典
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*アップライトベース用ですが、ウォーキングラインの作り方が詳しく書かれています。
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ジャズ・ベースラインの作り方 2・4ビート[中級~上級編]ジャズ・ベースラインの作り方 2・4ビート[中級~上級編]
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ジャズギターなどは、アドリブソロ関連の教則本があり余るほどありますが、
ジャズベースとなると、ベースラインの勉強本が中心で、
ベース用のアドリブソロの教則本はほとんどありません。
コピー譜を手に入れても、例えば、ポール・チェンバースのベースソロをいきなりやるなど、なかなか困難です。
それでもちょっとベースソロをかじってみたい、という時に役に立つのが
10 Bass Solos for Jazz Standards (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)

有名なスタンダード曲のコード進行に沿ったベースのアドリブソロ譜が10曲も載っている珍しい本です。
CDが付いてないのが少々残念ですが、
あまり音の詰まっていないオリジナルの簡単めのソロ譜がタブ譜付きで載っていて、
譜面がある程度読めるなら、充分使えるでしょう。

10 Bass Solos for Jazz Standards (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)10 Bass Solos for Jazz Standards (Mel Bay Presents the Frank Vignola Jazz Series)
Frank Vignola

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取り上げられている10曲は以下の通り。
(カッコ内は、本には記載されていない原題です)
All the Things You're Not (All the Things You Are))
Blue Bossa Nova (Blue Bossa)
What's Up with This Thing Called Love (What Is This Thing Called Love)
Blue Dolphin Street (On Green Dolphin Street)
Taking the B Train (Take the A Train)
Autumn's Finest Leaves (Autumn Leaves)
Softer Than a Morning Sunrise (Softly, As In a Morning Sunrise)
I Am Not Getting Around Much Anymore (Don't Get Around Much Anymore)
Cherokee Warning (Cherokee)
I Did Remember April, I Think (I'll Remember April)

原題が微妙に変えられていますが、少しジャズをかじっている人なら察しがつく曲ばかりでしょう。
載っているのはタブ譜付き譜面とコードだけで、分析はまったくないので、
そこでどうしてその音を使っているのかは、自分なりに考えるしかありません。

*Googleブックスでサンプルが見れます。